かかりつけ医の医療介護連携
2024/3/23
[ 地域医療を考える ]
2月21日に新潟市在宅医療・介護連携ステーション西第二主催の令和5年度西区地域看護連携強化事業・地域別研修の講師として、坂井輪診療所での取り組みや医療介護連携、事例報告をさせていただきました。訪問診療の紹介や SWANネットの活用、にいがた救急連携シートの活用や多職種連携、慢性疾患患者さんの管理、中断対策や、日常診療の中で医療介護連携の必要な方を見逃さないための取り組みを事例を交えて紹介しました。
参加者は38名で病院、診療所、訪問看護ステーション、包括支援センターや特別養護老人ホームなどから参加がありました。研修終了後のアンケートでは、「診療所で細やかな取り組みがされていることに驚いた」「患者当人だけではなく周囲全体を支援する、相談しやすい関係づくりがされている」「事例を通して連携の実施が聞けて参考になった 」などの声が聞かれました。 診療所での日々の業務や、医療介護連携、多職種連携について西区で働く看護師さんや保健師さん、介護支援専門員さんにお伝えすることができました。
これからも坂井輪診療所として患者さんの思いに寄り添い、その人らしくを支える療養支援を目指し、いつでもどこでも誰もが安心してかかれる、地域のかけはしとなる診療所を目指していきたいと思います。