坂井東・若松会の講演会に参加して
2025/12/26
[ お知らせ ]
12/17(水)、坂井東3丁目自治会館にて安達所長が講演を行い、30名を超える若松会の会員の皆様にご参加いただきました。
テーマは「睡眠の役割と認知症予防」です。健康づくりに必要な3つの要素「え:栄養」「う:運動」「き:休養」の中でも、今回は特に「休養」の重要性についてお話ししました。

私たちは、日中の脳と体の疲労を回復させるために日々睡眠をとっています。睡眠と死亡リスク・認知症リスクには密接な関係があるそうです。国立がんセンターのデータによると、男女ともに10時間以上の睡眠は、7時間の睡眠と比較して、全脳卒中、虚血性脳卒中、全心血管疾患、非心血管疾患/非がん疾患、および全原因による死亡率が1.5~2倍増加することと関連していたとのことです。 また、睡眠が浅いとアルツハイマー病の原因である脳内の老廃物(アミロイドβ)が蓄積しやすくなることがわかりました。
今回の講演会では、安達所長自身が実際に受けた睡眠検査の結果を通して、睡眠薬とアルコールによる睡眠の質への影響についてお話ししました。
講演後、若松会の皆様より以下の感想をいただきました。
・先生の説明がわかりやすく、よく理解ができました。他の仲間も「よかったね」と話していました。(74歳女性)
・自分に合った議題で、睡眠時間が長ければ良いとは言えない、7時間くらいが良いとは思ってもいませんでした。今は10時間くらい寝ています。寝すぎですね。(90代男性)
皆さん普段の生活を振り返りながら、興味津々にお話を聞いてくださいました。
「脳のメンテナンス」のために、質の良い睡眠、程よい睡眠時間を目指しましょう。







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